こんにちは!
ふーなみです。
今回は2回目の育児を経験中のわたしも大いに実感中の
「母乳育児」について本音で共感できる人がいないママたちへの共有のための記事を書いていこうと思います。
色々、対策など書いてあったり説明されたりしても当事者にしか分からない事が母乳育児には沢山あります。
完母とミルクと混合
赤ちゃんを育てていく上で、ミルクなるものは成長に必須なものですが、
ミルクの与え方は大きく分けて
完全母乳のみの「完母」と粉ミルクの「ミルク」と主に母乳の出が足りていない人に多い「混合」という与え方の3種類に分けられる事でしょう。
ミルクや混合で育てている人が口を揃えていう「言葉」が
- うらやましい!!!
- もっとあげたかった!!
- 寂しい!!
- 経済的にどんなにラクか…
- 痩せられるから良いよね
- その時だけでも大きくなっていい…
などなど
いやいやそんなに良いことばかりでないんです。。。
男性には少し分からないかもしれないですが、
これ、
かなりナイーブな話題なので、なかなか他人と共有することのできない話し。
というのも、
どこかに女の嫉妬が入り混じってしまうからではないかと感じています。
本当に辛くてもなかなか分かってもらえない…

かくいうわたしも、2人とも完母で育てました。
栄養面などはどちらも変わりないようですが、
1度目の育児は、母乳が出すぎて乳性炎を繰り返し、あらゆる所に通いました。(桶谷式や乳腺科など)
とにかく数時間おきに張るので外出にも敏感に…
3歳近くまで卒乳することができませんでした。
若かったこともあり、余計に母乳育児が辛すぎてできることなら2度目は混合で育てようと決意。
出産後、出すぎる母乳を搾乳しては捨て、母乳とミルクで育てていました。
本当によく出るお乳だとミルクには見向きもしてくれなくなる…
母乳育児をしていて、混合にしたいんだと話題にしたりすると
よく、
- 哺乳瓶の乳首は色々試してみた?
- マグに入れてあげてみた?
- ミルクは全種類試した?
- おっぱいをすぐにあげていない?
こんな言葉を投げられます。
「もちろんあらゆる対策を試みた。」
こういう人は多いと思います。
うちの子は2人ともとにかくミルクを拒絶しました。
哺乳瓶は吸ってもくれないし、普段ゴクゴク飲んでいるマグや水筒にミルクを入れて与えてみるとはたき落として泣き始めるんです。
2度目はとにかく、自分のお乳が出過ぎないように慎重に向き合ってきたつもりなので確信がありますが、
どうやら赤ちゃんは
よく出るお乳があると哺乳瓶を嫌がったり、ミルクを拒絶する傾向があるようです。
中途半端にあげるくらいなら、
断乳をして完全にミルクに移行する。
これ以外ないみたいですね。
夜間授乳がとにかくツライ、いったいつになったら眠れるの?

母乳育児でツライことと言ったらなんと言っても
授乳時間の長さではないでしょうか?
ミルクの子とお出かけすると10分ほどでグビグビ180ml飲み終えていたりする光景を目撃すると唖然とします。
(なんと効率的か、、)
授乳ばかりで、家事が思うように進まない身からすると本当にうらやましい。
家事が進んでいないうちに家族が帰ってきてしまうと罪悪感にかられてしまうママも多いはずです。
わたしの場合は完母で180mlのお乳を与えるとなると、なんとなくですが40分〜60分はかかりそうです。ミルクと比べてしまうと、どうしても欲しがる量に対して生産が追いつかないんです。(喉もお乳を加えさせた途端に砂漠に放り出されたように乾き始める。)
吸う赤ちゃんも汗だくになって吸っていますからね。どんなに出るお乳といっても哺乳瓶ほどでの良いお乳はそうそうないように思います。
(以前、桶谷式という母乳マッサージに通っていた時に先生がそうおっしゃっていました。)
他にも、胸の張りなどもあると思いますが中期には落ちついてきます。
4ヶ月くらいまでは2時間おきにパンパンに貼ってしまい、出先でトイレに駆け込んで絞る、なんて事もありました。
わたしは4ヶ月くらいまでは痛くて痛くて、毎日250mlほどの母乳を捨てていましたね。
そして問題はやはり大変なのが
腹持ちの悪さ。
母乳で朝まで10時間ぐっすりという子はまだ聞いたことがありません。
そしてなんといっても、
わたしが一番ツライのは夜間授乳です。
下の子の場合は身体が大きめという事もあり、
夕方6時ごろに夕飯を済ませてしまうと夜お腹が空いてしまって仕方がない様子。
本当は月齢が進むにつれて、卒乳に近づかないといけないはずなのにおっぱいを出したまま朝を迎える機会が増えていきます。
「何日か泣かせて訓練する。」
という方法もあるようですが上の子の学校や試験に響くと思うとそういう方法も難しくなります。
毎晩休みなしの2、3時間おきの授乳は身体も心も蝕むことがあるでしょう。
特に真冬の授乳は体にこたえます。
家族の前でお乳を簡単に出さなければいけないのも
地味にストレスがたまったり、、、
若い頃は特に辛くこたえたものです。
なかなか理解してもらえないのは生理的現象は乗り越えられて当たり前という思い込み?
この辛さはなぜか周りの人に話しても、なかなか理解してもらえないことが多いように感じます。
なぜか??????
考えてみました。
例えば1番側で支えてくれている旦那さん。
(大変だろうけど、母は母乳を我が子に与えて当然。)
わたしが男性だったらそう思う節があるかもしれません。
お友達や先輩ママは(ミルク&混合の場合)
卒乳や夜間の断乳を順調に経験できているのでどうしても理解されづらい。
哺乳瓶嫌いはトライが足りていないだけ。
(本当は完母で育てたかった)
やはり嫉妬を少し感じてしまう場面もあります。
実際、
「わたしより小さい胸なのに母乳が出てるあの人が憎たらしかった。」
などの意見を耳にした時はゾッとしました。
「こんなにいい子で何がそんなに大変なの?」
なんて言葉もかけられたりします。
日中ダルいし眠い…..けれども家事は放り出せない。
真面目な人ほど追い込まれてしまうのかもしれません。
気になる解決方法は??
色々、解決策。なるものが書かれている記事や本がありますが母乳を辞めるのがまだ嫌なのであれば正直、
解決方法はない。
こう、強く思うのです。
どの記事も、本も、
母乳をあげたいけど、
「体の負担なく与えられて、夜はぐっすり眠ってくれて、規則正しく時間通りに授乳できて….」
こういう淡い期待は全て無理だと思った方が良さそうです。
頻回授乳が辛いなら、中途半端ではなく
完全に無理やりやめる。
(吸ってもお乳が出なくなれば不思議と赤ちゃんは諦めるんですよ。経験ありです。)
そう、完母はツライんです。
でも、この永遠のように感じるこの授乳時間も気づけば本当にあっという間に終わりがきます。
めくらずに済むワンピースもすぐに着られるようになります。
そして、
やりきった….
達成感が半端じゃありません。
毎晩ずっと肌を寄せて1分1秒を戦った、戦友のような感覚です。
苦労した分だけ愛も育まれることでしょう。
ただ、みんなツライ。
完母で育てたママさんに相談して気持ちを共有してもらうのも癒しや励みになったりするのでおすすめです。
周りに先輩ママやお友達がいないときは自治体のサロンやイベントに参加してママ友作りに参加してみるのも良いかもしれません。
今回は完母のママの辛さについて触れましたが
もちろん、ミルクや混合のママも悩みながら乗り越えていくことがたくさんあると思います。
初めての育児はとにかく大変です。
でも、終わりが必ず来る。
そう、意識するだけでずいぶん気持ちがラクになるかもしれません。
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