我が家は中学受験が終わり、ほっと一息ついた頃
中学受験時に毎日12時間以上、机に向かう長女を見て、若年性ヘルニアの不安が頭に横切っていたものでずっと体への負担が最小限になる椅子を買い与えてあげたいと思っていました。
受験は終われどまだまだ長い勉強期間は終わりません。成長し、体重も増えていくので、長女の椅子に座る時間に悶々とするより少しでもその気持ちを払拭したいと考えました。
椅子に座る時間が長いと死亡リスク40%増
椅子に座る時間が長い人の死亡リスクは40%増といういくかの情報も随分前から目にしていて、実際仕事をする中で座りっぱなしは大人でも負担があると気がかりでした。
調査と研究が進むにつれて、座りすぎは肥満や糖尿病に限らず、高血圧症や心筋梗塞、脳梗塞、がんなどの病気も誘発し、死亡リスクを上げることが明らかになった。すると、日本における注目度も上昇。
参照元:business in sider
子供への高価過ぎる購入理由としてはこういう経緯があります。
そして何度も買いなおすものではないと思っているので、思い切って一生モノの岡村製作所コンテッサセコンダを大塚家具で購入しました。
オカムラチェアは中古品が多く出回っているため、新品のレビューをあまり見かけなかったので今回紹介させていただく事にしました。
「最高級の座り心地の椅子を教えてください。」
画像参照:オカムラ
大塚家具に行く前に予め悩んでいた椅子がハーマンミラーとオカムラとエルゴヒューマンでした。
これらの椅子はオフィスチェアとしては名高く、座り心地に定評があることでも有名です。
知識も浅いため、椅子に関してはプロである大塚家具のコンシェルジュさんに聞いてみようと思い長女を連れて足を運ぶ事に。

コンシェルジュの声音に絶賛の感情が混ざっていた事が印象的だった最高級と言われる椅子。
最後の最後に1番奥から出てきたのがコンテッサセコンダのオカムラチェアでした。
明らかに際立つ外観に一目惚れしました。
大塚家具の椅子といえばヤコブセンなどのデザイナーチェアなどにどうしても目がいってしまいますが、オフィスチェアでありながらその美しい曲線美と輝きに一目見てこれを検討したい。と思わず声にしてしまった椅子がオカムラのコンテッサセコンダです。
初めて見た時の感動が忘れられません。
来店予約はしていましたが、
この日は実物を見て、座り心地を確認しAmazonか中古で購入しようと思ったのですがあまりにも誠心誠意対応してくれるコンシェルジュさんの熱意と目の前にある美しい芸術品を前に購入しないで帰る事なんてできないと思いました。
受験も終わり高い月々の塾代にも解放された事もあり、今までのご褒美も兼ねてほぼ即決しました。普段滅多にモノは買わないんですがこういう良い買い物には失敗した経験がありません。
カラーバリエーションも豊かで美しい。
このカラーバリエーションは公式サイトで観るよりも本物に近いカラーです。
今回これを撮影したくて大塚家具までぶらりと出かけました。
コンテッサセコンダ:セージ(実際の写真)
セージやオレンジは少し淡いカラーが絶妙で可愛いです。
オフィスなどでいくつも揃えるならとても映えると思います。
フレームはオプションのポリッシュ仕上げの輝きが一際美しいのでオススメです。
店舗に置いてあるラインナップは全てポリッシュ仕上げでした。(購入から2年経過しているので店舗には当時よりたくさんの種類が置いてありました。お近くの方はぜひ。)
我が家は長い目で考えて、飽きのこないホワイトを購入しました。
調節機能が豊富で素晴らしいです。
人にはそれぞれ体型や癖があるので自分の体型にもっともあう椅子を探すのは奇跡的な巡り会いでもなければ困難でしょう。
そして、そんな多くの人の悩みを解消してくれるのがコンテッサセコンダの各種調節機能です。
調節機能が豊富で本当に関心してしまいました。
右側のレバー操作により、座面の上下移動の調整(ストローク:100mm)を簡単に行うことができます。この調節機能を初めて体験した時のスムーズ感には感動しました。滑らかでクッションを感じるような上下の動きには高級感を感じます。
左アームレストの先端にあるレバーで、リクライニング角度の調整を行うことができるんですが唯一の難点として、40キロ前後の女性だとスムーズに倒すことが出来ません。少し踏ん張りが必要になるので、そこはストレスがかかりそうです。
↓こう書いてあるんですけどこれが少し力が必要です。
リクライニングは、左レバーの操作により、フリーロッキングおよびお好みの角度(5段階)での固定が可能です。
参照:オカムラ
アームレストはラチェット式で、座ったままの姿勢で軽く持ち上げるだけで高さ調節(100mm)が可能です。こちらは本当にスイスイ出来て肘掛けしたい時はあげるともうソファーより快適です。
座面の前後スライド調整(前後50mm)は、手を自然に下ろした位置にあるレバーで簡単に操作できます。こちらも女性でもスムーズに調整出来ます。気分転換にたまに変えると新しいポジションを見つけられて嬉しくなります。私もたまに使わせてもらってますが少し前に出している方が座面が広く感じられて好みです。
上の写真だと分かりにくいかもしれませんが、アームパッドを内に閉じたパターンです。アームパッドは30°(内20°、外10°)の角度調節ができ、コンピュータ操作時などに肘全体をやさしくサポートします。これは正直そこまで拘らないですが内に閉じると守られている感じがしてなんだか安心させてくれます。
ロッキングの強弱を調整するダイヤルは体型や自分の好みに合わせて、リクライニングの固さを座ったままで調整できます。女性はダイヤル2くらいが丁度良いと思います。
硬くないので女性でも安心です。
背面にあるコンテッサのロゴもカッコいいです。
ヘッドレストは付けるべき?
最後の最後まで悩んだのがヘッドレストですが、最終的にオプションでワイドタイプの固定式ヘッドレスト付きを購入しました。
決めては大塚家具のコンシェルジュさんが「海外の人は椅子の上でシエスタ的な昼寝をする。長時間椅子に座るなら少しでもリラックスできるようにする事も一つの案。」
これを聞いてなるほどと。
結果付けてみてこれを長女はかなり気に入っているようです。
なんとも程よい弾力が後頭部をやさしく支えてくれるので迷われている方は付けても後悔する事はなさそうです。
購入から2年経った現在の感想
今までオフィス用の椅子をそれなりに見てきましたが、会社の椅子などそれなりの金額でコスパが良いと言われているものは2年も使えばヘタってしまったり、くすんでしまったり経年劣化を感じるものが多く感じます。
我が家にあるコンテッサセコンダはポリッシュ仕上げのものなので他の物が同じかどうかまでは分かりませんが、その輝きは一切なくなりません。
座り心地も劣化してくるのかどうかも想像ができません。
この椅子の使い心地を拙い長女の言葉で例えるとしたら、「メッシュ素材なだけにフカフカのトランポリンに座っているみたい。」だそうです。
確かにその例えお見事。と言えるような例えだなぁと思っています。
中途半端に良いものよりも少し奮発して良かったかなと思っています。
結果的に長く使えるのであればコスパ的にも最高です。
長女の嫁入り道具が一つ増えました。