先々のことを何となく知っておくと子供にかけるお金のかけ方も変わってくるかもしれません。
教育費が高いというあなたはどのタイプ?
保護者間で必ず話題に出るのが教育費問題。
教育費が高いという保護者にはいくつかパターンがあると思っています。
あなたに当てはまるものはありますか?
- 毎月高い教育費を掛けていて高いと感じている家庭。
- 学資保険など将来必要なその時のために積み立てをしていて高く感じている家庭。
- 目に見えない教育費に(塾など)金額をかけるのはもったいないと感じる家庭。
- 教育費への余裕が全くない家庭。
わたし自身の考えとして教育費は掛けられるものなら掛けた方が良いと思っています。
勉強は子供の人生の幅を広げてくれるもっとも手っ取り早いものだと感じているからです。
勉強はゆっくりでも、歩み寄って子供の一番の応援者であり続けることが大切だと思っています。
もし、子供の教育費をどんなにやりくりしても作ることが出来ないという保護者の方はこの記事に飛んでください。
ふーなみ 皆さんは「無料学習支援」というものをご存知ですか? 私はブログを書く上で何か皆さんの子育てのヒントになれば、という思いがあり、 少しでも学び[…]
そうでない方は最後までこの記事を読んでいただけたら嬉しいです。
②〜④の考え方の保護者さんはこういう考え方もある、くらいに考えていただければ幸いです。
教育費は高いけど高くない!コスパとして考えて。
まず否定しておかなければならない事があります。
勉強ができるからといって、将来が約束される訳ではありません。
それでも勉強ができるということは人生得ばかりです。
- 10代にして真面目でいる事のカッコ良さを噛みしめることがでる。
- 周りの大人からの評価が高くなる↓
- それにより自己肯定感の手助けにも一役買ってくれる。
- 大人への階段を自然と登ることができる。(規則やマナーなど自然と身についてきます。)
生涯年収的に見ても、学力が高い子供の方が低学力の子供より高いことが分かっています。
子供の学力は目に言えない分、掛けなくともやり過ごせますが、子供が可愛いならぜひ教育費には金銭を惜しまないでほしいと思います。
一生ベースで見れば、コスパは抜群に高いんです。
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教育費は一生目線で考えた方が良いと思う事
厳しい意見なのかもしれませんが、
子供には義務教育以上の教育はさせないし、させるつもりもないという親御さんにはお子さんに将来見返りを求めてはいけないと思っています。
(私が子供に見返りを子供に求めているつもりはありませんが、そういう家庭の親御さんほど子供に親孝行を求める傾向があるように感じるからです。)
現在は働き続けても昔のように収入は上がりませんし、定年後の年金だけで生活が成り立つほど安心できる確約もありません。
私たち親が心配を払拭できないのに子供ができるのかと言うことです。
定年退職の引き延ばしに加え、老齢年金の減給、自営業の場合は国民年金のみの支給のためさらに老後の収入の心配があります。
老後資金2000万円問題なんてありましたね。
今は雇われない自由な働き方を求めている人も多いようですが、やっぱりラクなのは雇われてそれなりの福利厚生の恩恵を受けて働くことではないでしょうか。
新型コロナでたくさんの中小企業が打撃を受ける中、やはり強いなと思うのは大企業や国家公務員です。
生活の保障は精神安定剤にもなりますから、将来勤める会社を選択するその時、少しでも選べる幅が広がるよう、子供の10代にはもったいないと考えずに教育費は惜しまず掛けて良いと思っています。
将来的にニートなどにさせてしまったら10代で多くはかからずとも、後から莫大な資金がかかるとも思います。
我が家も余裕はありませんが子供の巣立ちに必要な養分と思って惜しみなく掛けていますよ。
二足のわらじを用意していますか?
もし貴方のお子さんに好きな事があって、
将来やりたい事、
目標があったとしたら、
思いっきり応援してあげたいですよね。
10代のうちから夢があるということは素晴らしいことだと思います。
「その道で絶対にやっていくんだ!」なんて言ってくれたら、親も応援隊長としての生き甲斐を感じると思います。
ただ、子供の10代はまだまだ視野が狭いんです。
井の中の蛙と同じです。
少し大人になり、何かのきっかけで心変わりしてもそれは仕方のないことです。
ですので、子供には万が一のために二足の草鞋を用意してあげてほしいと思います。
親にしてこの子ありと感じた思い出。
長女と同じ小学校に、当時とある業界では有名な子が居ました。
誰もがその道一本で、十分歩んでいけるだろうと思うほどの実力の持ち主でした。
しかし、その子は勉強を疎かにする事とはなく、学業でも優秀な成績を残し卒業をしていきました。
その子の母親と同じ委員をしていたことが数年あり、思い出深いやり取りがありました。

学資の積立もそこそこに。
学資保険や投資など目一杯している人や、積立の加入検討をしている人がいたらぜひこの記事を読んで参考にして欲しいです。
将来の大学資金も大事ですが、それまでに行く価値のある大学に入学する学力が養われなければ意味がありません。
言い方は悪いですが、学校はピンキリです。
親が子の将来を思い、大金を用意することは素晴らしいことだと思いますが、
義務教育の勉強範囲のみでそれなりの大学に入学する事はよほどの環境が整っていない限り難しいです。
- 学習塾などへ通わせたいけれどカツカツで余裕がない。
- 将来の親としての準備はしているからあとは本人にも頑張ってもらわないと!
こういう意見の親御さんはとてももったいないなと思います。
- 大学には奨学金なしで入学できたが、そこまで行きたいと憧れる大学ではなかった。
- 奨学金は借りる事になったが、憧れの大学に入学。就職も自分がやりたい仕事に就けて待遇も良かった。
本人ならば間違いなく後者を選びます。
将来への貯蓄も大事ですが、家計に圧迫のない程度が大切です。
ファイナンシャルプランナーなどは高額な学資を勧めてきたりもしますが、よくよく考えて加入してください。
少子化も相まって塾の値段は年々上がってきています。
将来的に進学塾などに通わせる場合、高い塾では月額10万円以上もザラです。
いつでも引き出せる貯蓄の仕方をしていく事をお勧めしますよ。
レジャーや思い出に残るお金の使い方
お金は無限に使えないので割り振りが悩ましいですよね。
独身時代のように自分に存分にご褒美を買うことも出来ないし、我慢している親がほとんどだと思います。
そんな中、たくさんの我慢をして計画する「家族旅行」は一大イベントだと思います。
私の父はマメで、毎年の夏休みには必ず計画を立てて旅行に連れて行ってくれました。
まだネットが普及していなかった時代だったと思うので、それはもう大変な行事だったんだと思います。休日は図書館で缶詰になっていた父の背中を思い出します。
旅行の先々の光景は今でも色鮮やかに思い出され、その時の暑さや喉の渇きまでも昨日の事のように思い出すことができます。
ブナ林ではツキノワグマが残した爪痕を見つけて怯え、都会では出会えないオニヤンマを1日かけて捕まえたり、木にあらかじめ蜜を塗り夜中に父とカブトムシを捕まえに出かけたり、背中にヤケドを負うほど夢中になった磯遊び。
子供時代の思い出は今でも宝物。
と言いたいところですが、、、本当の意味での宝物へと進化したのは子供を産んでからです。
当時は、車での移動が辛くて辛くて着けば天国、旅路は地獄というほど乗り物が苦手でした。
それでも思い出せば、人生の中でも幸せな時間だったなと感じていますしとても両親に感謝しています。
あのアナログな時代にたくさんの計画を練って毎年連れて言ってくれたことは本当に感謝以外の言葉が出てきません。
レジャーは大事です。
家族でいる事の素晴らしさを実感させてくれます。
しかし、それも小学生時代まで。
中学に上がるとテストテストの連続で、あまりのんびりと旅行になど出かけることができません。
旅行は家族の絆を感じられる素晴らしい一大イベントで、掛けた金額以上の価値があります。
お金を掛けないキャンプなどでも十分楽しめますし、ぜひ惜しまず使って欲しいと思います。
子供時代のレジャーは教育費の一部と思っています。
まとめ
今回、書いた記事は私の個人的な意見です。
こういう考えもあると思ってもらえればそれで構いません。
子供が10代の時に出ていく金額は、莫大で何も残らないようでいて、気付けばかけがえのない大きな財産へと変わっていた。
なんてことがあるのではないかと思ったのです。
昔、お世話になっている社長さんに言われたことがあります。
「貯めることも大事、けれど今の価値を見失ってはいけないよ。いま使うことでしか得られない感動がある。特に子供が小さいうちはね。」
まだ若さゆえに収入が少なく、貯めることばかり考えていた当時にこの言葉は大きく響きました。
子供のために働こうという気持ちを奮い立たせてくれました。
長くなりましたが、
思う存分お金を掛けられる今への喜びを、
子育て世代の皆さんにはぜひ、噛み締めていただきたい。
そんな風に思っています。
今回もありがとうございました。
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