こんにちは!ふーなみです。
子育てをしていく上で、叱ることはとても大切な過程ですね。
わたし自身これには何年も悩んだ時期がありました。
というのも今となっては自慢の我が家の長女は
叱ってはいけないタイプの子であるとある時気づいたのです。
我が子に足りないところが一つあるとあれもこれも原因なのではと想いつめてしまうものですが、
全くちがう視点から見てみると新しい向き合い方が見えてくるかもしれません。
今風に分けると陽キャか、隠キャか…
生まれながらにして子のタイプはなんとなくあります。
簡単に分ければ、元気で明るく素直な子か、引っ込み思案で意地っ張りな子。
今風に言えば陽キャか、隠キャといった感じでしょうか。
本当に生まれながらにしてそうだったのかといわれれば、環境が大きく作用しそうなった可能性が大いにあるとは思いますが、(今回隠キャと呼ばせてもらう)引っ込み思案な子をしかるにはいくつか注意が必要です。
大人の叱り方でも割と大丈夫な子
- 甘え上手で自信家、もしくは前向きで大らかな子
小さな頃から精神的に安定している子、
自信のある子は叱られても叱られる意味を理解できていて叱られたことでより前向きに慣れます。(このタイプは超レアキャラでほぼいないと思って良いと思いますが、、)
のんびり屋さんで大らかなタイプの子も割と大丈夫で、
そもそも聞いていない子は叱っている親がバカらしくなってきてしまい注意しているそばからふたりで笑ってしまいおしまい、みたいな子もいます。
こういう子は誰から見ても愛らしいので得なタイプですね。
叱り方に注意が必要な子
- 神経質で臆病な子。頑固で注意すると拗ねたりふてくされる子。
注意した事がトラウマになり同じ事に挑戦できなかったり、頑固な子。
とてもプライドが高く気遣いに長けている子。
注意したり、叱ったりすると涙を流して1日黙ってしまったり、「どーせわたしは○○だから」という子は然り方によっては問題が出てきたりしてしまいます。(おねしょが治らなかったり、問題行動を起こしたり)
冒頭にも書かせていただいた通り、我が家の長女は気が小さく臆病でナイーブ、頑固な性格だったため叱る度にしばらく尾を引くタイプでした。
5歳の頃、いつからか毎日の保育園のお昼寝時に「おねしょ」をしてしまうようになったんです。それは何をしても治らなくて、、、
「家庭での生活を見直してみるのも良いかもしれないね。」
先生からこういわれたことがありました。
わたしは長女のことが大好きでしたが、
意地っ張りな長女が他人に可愛くないと思われるのが嫌でした。
もっと、こう言ってくれたらこの子はたくさんの人に愛してもらえるのに…..
ある時、(簡単なことだったと思います。お気に入りのおもちゃを貸してあげてと)注意したつもりの長女が突然部屋の隅まで走り出し、ものすごく悲しそうな顔で大粒の涙を流してはヒクヒクしているのです。
長女はわたしの期待に応えたいけど応えられない葛藤でとても傷ついているようでした。
解決策は事情をゆっくり吐き出させてあげること
子供は自分の心のモヤモヤがどうして起こってしまったのかをうまく言葉にする力がまだありません。
そういう時は一緒にゆっくり事情を聞いてあげ、こういう気持ちになったんだね。と最後まで聞いてあげることで安心感を得る事ができます。
自分だけが悪いのではないと認め、分かってあげることを言葉で伝えるだけで自己評価も少しずつ上がっていったように感じます。
甘え下手な子は親の状態を敏感に察知する
子供によって甘え上手な子とそうでない子がいますよね。
一般的に下の子の方が甘え上手な子が多いようですが例外もあるのでなんとも言えません。
甘え下手な子も叱ってはいけないタイプの子に多いのではとわたしは思っています。
手のかからない子ほど、親の様子を敏感に察知していていつも遠慮しがちになってしまいます。
手がかからない事を喜んでいるお母さんをたまにお見かけしますが、
こういう子は親が自分を愛してくれているか確信を持たないまま大人になるので、十代のうちは友達や異性に愛情を求める傾向が強くなります。
自己肯定感も低くなりがちなので他人の愛情で埋めようとする子供が多いです。
叱ることと甘やかすことは絶妙なバランスで行ったり来たりをさせる事が大切です。
甘え下手な子にはスキンシップを増やすとコミュニケーションが円滑になる。
自立の反対を調べてみると「甘やかさないこと」と出てきますがこれは大きな間違いで甘えていい時にたっぷりの愛情を注がれた子は大人になってちゃんと自立できます。
長女が小さい時によく感じたのが、愛情不足かな?というサイクルがたまにやってくること。
長女は自分からわたしにくっついてきたりするような子ではありませんでした。
このままではマズイと思い、進んで膝にのせたり抱きしめたり、目を見て頷いたりする事に力を入れました。
話しがまだうまくできない長女の言葉をつなげて、「こう思ったんだね。そうだったんだね。こうしたかったんだね。」と話が完結するまで耳を傾けることも大切にしてきました。
こうしないとうちの長女はダメな子だったからです。
わたしが忙しくかまってあげていない時間が増えると、心が少しささくれだってくるような気配が目に見えて分かるのです。
それはまるで私たちの間に何か大きなつっかかりができたようで、その都度そのつっかかりが大きくならないために必要な事がスキンシップでした。
わたしの愛情が伝わる度に自己評価は育まれているように思えました。
長女は中学生になりまだまだ子供な部分はありますが、当たり前のようにたくさんあったスキンシップが少しずつ減ってきています。
朝のハグや、週末の寝る前たまにする手や顔のマッサージは今でもおしゃべりする上で和む時間です。
大きくなれば自然と少しずつ離れていきます。
叱られる事も自然と受け入れる事ができるようになっていきます。
まとめ〜叱ることと甘えさせることは表裏一体〜
せめて小学生くらいまではとことん甘えさせてあげると心が安心し、他人に無理せず優しくできるようになります。
根本的な性格は変わらないかもしれませんが、愛されて十代を過ごすと自己肯定感が高まり自分を大切に思えるようになります。
自分を大切にする子は、自分の人生に悪い影響を与える事に興味を持ちません。
勉強にも励めれば、合わない子ばかりのクラスだったとしてもひとりでも気にしません。堂々として入れば友達にいじめられる機会もほとんどないでしょう。
自分の将来に向かいひたすら歩いていくのみです。
皆様の育児の参考になれば幸いです。
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こんにちは!ふーなみです。 日本の共働き世帯は約1,190万世帯と言われています。 どちらも仕事をするのが当たり前の世の中になっていますね。 わたしの周りも下の子の同級生ママは今のところ9割が育児休暇中で仕事復帰するママが[…]