こんにちは!ふーなみです。
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今日は娘のとある区の表彰式に行ってきました。小学生から中学生までずらり、長女の隣で授賞を待つ小学6年生の女の子は「午前中、受験だったんだ。」とのこと。
気をつけて見れば、中学3年生と小学6年生はその子以外、全員欠席。
もう、そんな時期なんですね。
私の周りには、子供が公立中に通う家庭もあれば、私立に通わせている家庭も沢山あるので、ありがたい事にいろいろなパターンを知る事ができています。
そして、そのパターンを実際に見たり聞いたりしているうちに、ある一つの共通点が見えてきました。
今回はお受験地域に住む、ママの口コミ情報だと思って読み進めてください。
私立は塾なしでもMARCHを目指せるはあてにしない。
我が家も中学受験の際、いくつか私立中学を見に行きました。
私立は早くからの受験対策が必要ですので、選択肢は少なく見に行った学校はどこも偏差値45〜55くらいまでの学校です。
説明会で学校側が口を揃えて言うのが「MARCHにも行けるよ〜」とにおわせる発言。
親からするとこう思ってしまうんですよね。
中学受験では附属校へ行かせられたらラクだと思う家庭も多いです。
特に、これくらいの偏差値の学校は特待生制度のハードルが低く模試の結果などを見せれば特待生はほぼ確約なんてこともあり、「学校の上位生ならばMARCHに行けるだろう、これはお得!」なんて思ってしまうわけです。
先生方は、塾に行かなくても大丈夫なようにその子が求めるようであれば進学に必要な宿題を出すことも徹底的にサポートしているなど甘い言葉で保護者たちを囲い込もうとします。
さらにそこへ輪をかけて、塾は合格実績が欲しいので(よく塾のガラス窓に〇〇中学校合格!祝見たく書いてありますよね。)あそこの私立は評判が良い、結果的に行ってよかったと言う保護者が多いと持ちかけ受験させたり、進学を促そうとしたりすることもあります。
数年間頑張ってきた子供はもちろん、親がクタクタになるのが中学受験。
MARCHは厳しいが現実
進学実績があるように見えるのがこわいところ。実際入学して、がっかりした。と言う保護者の口コミは非常に多いように感じます。
見えるも何も進学できているではないかと早まらないでくださいね。
これにはカラクリがあります。
こんなことがほとんどで、ひどい学校は勉強のできる特進クラスでは指定校推薦を使えなくさせている学校もあります。
なので実際の進学実績は特進クラスよりも一つ下のクラスの子たちの方が良好なんて事もしばしば…..。せっかく特進クラスに入れて将来を見越して頑張ってきたのに一般受験ではうまくいかず浪人、もしくは日東駒専レベルという現実も多いです。
中学受験で共に第一志望に敗れたいくつかのご家庭と交流もありますが、第二志望に流れた保護者は口を揃えて「うちはそんなに勉強ができるタイプじゃなかったから。」と甘んじてその環境を受け入れている保護者が多いです。
また、入学後に将来が心配になり高校受験を検討するご家庭も多いですね。
私立中学にとって、生徒は大事な大事なお客様です。
特に学校に進学実績を残してくれるかもしれない特待生を手放すはずがありません。
ですので私立中学校は進学塾への通塾を嫌がる事が多いです。
例えば担任に通塾を検討している事を伝えると、「そんなに勉強したいなら課題を出すよ!」と学校で対策することを促します。
高校受験を希望していたが最後まで内申書を書くことを拒まれたという家庭もありました。私立側も必死なんでしょうがここまでされると困ったものですね。
そんなこんなで中学受験後に第二志望を選ばず地元の公立中へ進んで早々にコツコツ高校受験を目指し、休むことなく勉強してきた子供達になかなかに追いつけないと言うのが現実です。
入学後1年してからやっぱり高校受験を検討したいとなっても難しいようで、以外に思われるかもしれませんが進学塾の最上位クラスはほぼ公立中生です。
私立の特待生は、入学後の途中から悩み悩んで高校受験を開始する子が多いためか上から3番目、4番目クラスなんて子も多く目立ちます。
もし、高校受験を入学前から考えられているご家庭は私立への進学は色々壁があるのでご注意を。
私立の成績は二極化している事が多い。
これも私立に通わせている保護者たちがよくいう意見で、
同じレベルで入学した生徒の成績は入学後どのようになっているのか?
気になるところですよね。
これは第一、第二志望、関係なく言われていることで多くの私立校は
というのです。真ん中のレベルがほとんどいないというのが不思議なところですね。
高校募集のある学校は、高入生がその学校の真ん中のレベルにつく事が多いとも言います。
医学部のある学校などは中学受験者でないと厳しいと言いますが、コツコツやっている子と、途中で怠ってしまった子とではかなりの差が生まれてしまう事が二極化の原因と言えるのかもしれません。
私立中は安心して送り出す事ができるのも事実
とはいえ、私立中へ行って青春を謳歌している子はもちろんいます。
家庭の教育方針が合う家庭の子どもが揃っているため、トラブルになりづらい事や経済的格差も少なく付き合いやすい事。また高校受験を気にすることなく、6年間同じ仲間と伸び伸びと過ごす事ができるので、大学進学を最重要視していなければ第二志望の私立校でも満足のいく学校生活を送る事ができそうです。
先生方の異動がない事も大きな魅力ですね。なんでも相談ができる先生がいるなんてことは公立中ではなかなかにあり得ない事です。
大切な思春期という時間を濃密に過ごすことになる先生とは強い信頼関係が生まれるようです。
施設面でも一般的な公立中より清潔で最新のIT環境があったり、グラウンドや体育館の規模が大きくストレスを感じにくくなっています。やりたい事があるなら私立は存分に楽しむ事ができる環境と言えるでしょう。
ただ反面、入学初年度から合わないと感じる子には苦しい6年間となる可能性も大きいのが現実。
もしお子さんの様子を見て、不安を感じる事があるようであれば高校受験にすぐさまシフトするのも選択肢のひとつかもしれませんね。
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